笹川流れ(曇りの日夕方)
   

サクラマス
緑鮮やかな春から初夏へ移り変わる季節、 本鱒(サクラマス)がおいしい季節になりました。
この時期、日本海でとれる本鱒(ホンマス)は 桜鱒(さくらます)とも呼ばれ、 見た目も味も素晴らしい、
知る人ぞ知る幻の高級魚です。
今が最高に美味しい季節です。
白焼き、塩焼き、煮付などでお召し上がりください。
本物の味をぜひ一度御賞味ください。
うおやの春の一押です。

サクラマス 桜鱒 本鱒

サクラマス 桜鱒 本鱒

サクラマス 桜鱒 本鱒

◆ 桜の咲く頃に帰ってくるサクラマス ◆

 サクラマスは鮭の仲間です。
 9~12月に生まれた卵は川底で冬を越し、
 翌年春に孵化します。
 稚魚は1~2年川の上流で暮しますが、
 その後海へ下るものと、そのまま川に残るものに分かれます。

 海へ下るものが「サクラマス」、
 川に残るものが「ヤマメ」と呼ばれています。
 この二つは、姿形もまったく違ったものになります。

 海へ下ったサクラマスは約1年後、
 生まれた川に戻って来ます。
 戻ってくる時期が桜の咲く頃であること、
 あるいは身肉の色が桜色であることから
 「桜鱒(サクラマス)」と呼ばれるようになった、
 と言われています。

 (新潟では本鱒(ホンマス)とも呼ばれています)

 ダムや河川の開発により環境が損なわれ、
 最近では数が激減、
 “幻の高級魚”となってしまいました。
 しかし、脂が乗っているのにあっさりとした
 その味はまさに絶品。
 旬を迎えるこれからの時期、
 ぜひ味わっていただきたいお魚です。

サクラマス

知る人ぞ知る幻の高級魚サクラマス