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村上新聞
県北の社長インタビュー 社潮流で紹介されました
2014.8.30


村上新聞 ネット販路広げ「200年」守る 質に重点 鮭文化発信も

村上新聞 ネット販路広げ「200年」守る 質に重点 鮭文化発信も

−創業200年になる店の歴史は。

 文政元年(1818)年9月に鮭川入札で鮭の漁業権を落札したことからはじまる。
塩引きを中心とした鮭の加工品とともに鮮魚を扱う魚屋として歩み、
一つのピークとなったのは私が中学、高校のころ。
店舗を構える村上の中央商店街は人で溢れ、4台のレジがフル回転で荷卸しした側から
魚が飛ぶように売れていく時代だった。
しかし、郊外に大型店ができると全国的にも見えるような商店街の衰退、
同時に当店の規模もかなり縮小していった。

−就任までの経歴と再起となった戦略は。

「このまま200年の歴史に幕を下ろしたくない」
そんな気持ちをいだきながら、大学卒業後にシステムエンジニアとして就職。
億単位のプロジェクトに就き終電すら乗れない日々に…
この懸命さをルーツである「うおや」のために注ぐべきではと考えるようになっていった。
 めまぐるしい日々の中も、管理システムを自分で構築したのは帰郷の6年前。
数千もの顧客情報や事務処理は、当時70歳近い女将である母親が行い、
トラブルがあれば東京から遠隔操作で修復するといった体制だった。
 その基盤を元に2000年、村上へ帰郷。
きっかけは、当店の品物をはじめ村上の食材は一度食べれば良さが分かってもらえることへの確信と、
世代を越えて続くリピーターヘの思い。
 加えてインターネットの加速的な普及と運送サービスの向上により、
ネット販売を主軸とした販路拡大を図った。
毎年3〜4千人のペースで利用客を伸ばし続け、2009年には鮭の加工場を新設。
処理量を2倍以上にしながらも塩引き鮭の乾燥は天然風と、こだわりも残している。

−新たな試みとこれからの展望は。

 店舗隣りになる私設の「大町文庫」が昨年完成し、
その運営管理を任されるとともに、1階には当店の食事処「海鮮一鰭」を開設した。
今後は、工場施設とも連携を取りながら体験的メニューや鮮文化を発信するギャラリーなど、
観光面にも貢献していきたい。
そして何よりも、製品の「味」が営業の生命線。
量産より質に重点を置き満足度を高めていけたら。



越後村上うおや 上村隆史

1957年生まれ、早稲田大学理工学部を卒業後、システムエンジニアとして
大手コンピューター関連企業に就職。
2000年に帰郷し、ネット販売に力を入れ顧客拡大ヘ
09年には鮭工場を新設。
昨年「大町文庫」内に食事処「海鮮一鰭」をオープンした。

 




掲載ありがとうございました。
   


 
 


嵐山光三郎

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