春は本鱒(サクラマス)が主役です
3月~5月、日本海でとれる本鱒(ホンマス)は桜鱒(サクラマス)とも
呼ばれ、見た目も味も素晴らしい、幻の高級魚です。
スーパなどに並ぶ一般の 鱒とは鱒が違います。
大きさは2kg~3kgで、漁獲量が少なく高価なため、
高級料亭向けが主体であまり一般には出回りません。
味はまさに絶品!!
まずは本鱒(サクラマス)の白焼きや煮付けを一度お試しください。
まずは本鱒(サクラマス)の白焼きや煮付けを一度お試しください。◆ 桜の咲く頃に帰ってくるサクラマス ━━━━━◆サクラマスは鮭の仲間です。
9~12月に生まれた卵は川底で冬を越し、
翌年春に孵化します。
稚魚は1~2年川の上流で暮しますが、
その後海へ下るものと、そのまま川に残るものに分かれます。
海へ下るものが「サクラマス」、
川に残るものが「ヤマメ」と呼ばれています。
この二つは、姿形もまったく違ったものになります。
海へ下ったサクラマスは約1年後、
生まれた川に戻って来ます。
戻ってくる時期が桜の咲く頃であること、
あるいは身肉の色が桜色であることから
「桜鱒(サクラマス)」と呼ばれるようになった、
と言われています。
(新潟では本鱒(ホンマス)とも呼ばれています)
ダムや河川の開発により環境が損なわれ、
最近では数が激減、
“幻の高級魚”となってしまいました。
しかし、脂が乗っているのにあっさりとした
その味はまさに絶品。
旬を迎えるこれからの時期、
ぜひ味わっていただきたいお魚です。
* サクラマスのおいしい食べ方
桜の咲くころ帰ってくるから「サクラマス」。
また、身が美しいピンク色であることも
その名前の由来と言われています。
まさに今が旬真っただ中のサクラマスは味も極上!
せっかくのおいしいお魚、いろいろに楽しんでみませんか?
ということで今回は
サクラマスのおすすめレシピをご紹介!
◎白焼き
何もつけずに焼くことを「白焼き」といいます。
素材の味を存分に味わえるこの方法、
ぜひお試しください!
アツアツにお醤油をジュッとかけても美味。
◎塩焼き
塩をちょっとふって焼く「塩焼き」は
ごはんにぴったり♪
◎ホイル焼き
アルミホイルに玉ねぎの薄切りを敷き、
その上に塩コショウした切身を置き、
さらにほぐしたしめじをのせ、オーブンかグリルで15分ほど焼きます。
お好みでにんじんの千切りやエリンギ、まいたけ、
しいたけ、いんげんなどを加えて。
味付けは、
・お酒をふりかけて焼き、ポン酢で食べる
・白ワイン、醤油をかけ、バターを乗せて焼く
食べるときにレモンをかけて。
・醤油、みりんをかけて焼き、すだちをかけて食べる。
などお好みでどうぞ。
意外と簡単なのにちょっとしたごちそう風です♪
◎ムニエル、バター焼き
塩コショウして小麦粉をまぶして焼く「ムニエル」。
ご家庭なら難しいソースは抜きにして
焼くときに上にバターをひとかけのせて。
これだけでぐっとグレードアップ♪
塩コショウだけでそのまま焼けばバター焼き。
温野菜をたっぷり添えて。
どちらも白ワインがよく合います(^^)
そのほか天ぷらやフライなどにしても美味!
【うおや】のサクラマスは日本海産の極上品。
素材が良いのでシンプルな調理法でも
本当においしく召し上がっていただけます。
旬のこの時季、ぜひ一度お試しくださいね!
〇Teny 新潟一番で「サクラマスの塩引」が紹介されました
新潟からはこの時期、一番おいしい魚と言われていて、見た目も美しい幻の
高級魚サクラマスをお送りします。
新潟の鮭どころ、村上市。
鮭を美味しくする方法として使われてきた「塩引き」をサクラマスに使用したお店があります。
魚を塩漬けにし、乾燥させ、発行させたものが「塩引」
サクラマスの塩引は魚本来の旨みと脂を閉じ込めて、より旨さが凝縮した逸品です。
サクラマス、ほんとうに色がきれいですね。
いただきます。
あ、ほんとだ、かなり脂が乗ってますね!
でもその脂が残らないというかきつくはないですね。
しつこくない脂ですよね。
本当に上品で良い脂という感じで、
このお塩がサクラマスの甘みを引き立てていますね
そうですね。
あと、結構皮の部分が薄いですね。
鮭よりも皮が薄いです。
うーん 、ほんと、美味しい。
〇SUITO 新潟うまいもの図鑑でサクラマスの塩引きが紹介されました
折々の豊かな味覚を味わえる幸せは、新潟に暮らす者の特権。
県内各地で作られているうまいものを探し、訪ね、作り手の思いとともにご紹介します。
切り身全体に脂が浮き上がり塩加減も絶妙
代々受け継がれてきた塩引きの技を用いてサクラマスの塩引きを作っている。サクラマスは、新潟では本鱒(マス)とも呼ばれ、桜の咲くころに生まれ故郷の川に戻ってくる、まさに春の使者。うおやで使うサクラマスは、日本海の東北沿岸から北陸にかけてとれたもの。魚体は鮭に比べると半分ほどの大きさだが、味は鮭・鱒類の中で一番といわれるほど。バラスの部分だけでなく、全体に脂がのっているのだが、実にあっさりして上
品。割烹などで珍重されるのもうなずける。
塩引きの作り方は鮭と同じ。さばいた後に塩を引く(塗る)のだが、この加減が難しい。塩が強すぎても弱すぎても、良い塩引きにはならない。
長年の経験が物を言う世界だ。1週間ほど干して塩抜きし、さらに1週間干して熟成させる。屋内に風を取り込みさらすことで、うま味が増すのだという。
鮭に比べると値段は張るが、春を迎えた喜びとともに味わいたい逸品だ。
ネットでおとりよせ 新潟県「越後村上うおや」
サクラマスの味噌漬
老舗魚店だから入手できる地域&季節限定の美味
桜の季節に日本海で捕れる本マスは身の色が美しく、サクラマスと呼ばれている。
川の上流に産み落とされた卵が春に肺化し、1~2年後に海へ旅立つが、一部川に残るものがヤマメ。
海へ出て1年後に生まれ故郷に戻ってくるのがサクラマス。
海で栄養を十分にとり、ヤマメの倍近い大きさに成長する。
サクラマスは、遡上する前に、冷たい雪解け水が流れ込む河口でしばらく身を慣らす。
そのため、脂はのっているが身は引き締まり、あっさり上品な味わいに。
しかし、ダム開発など環境の変化で捕獲量が激減。
本物を味わえる機会は少ない。
鮭の一大ブランド地、新潟県村上市に店を構えて200年のこの老舗では、9代目店主が、入手困難なサクラマスをさらに厳選して入荷している。
シンプルに塩焼きで味わうのもいいが、越後味噌に漬けたこの商品は、繊細な身に味噌のコクと香ばしさが加わり、一層食欲をそそる。
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