村上大祭おしゃぎり写真

十六番 片町
蘭陵王
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片町の屋台は昭和八年に造られたもので、おしゃぎり屋台の形式でありながら、楽はおはやし調子で、乗り子も裃やユカタではなく、ハッピとはちまき姿としているところが特徴的な屋台です。乗せ物は、舞楽の蘭陵王(らんりょうおう)、屋台後方の見送りは、壮大な唐獅子で、当時の帝展無鑑査の美術作家、初代小野為郎と山脇敏男の合作によるものです。