鮭・酒・情“三さけ”朝日だより

越後村上うおやの人形さま、姫御膳が
紹介されました。

鮭・酒・情“三さけ”

いで湯の城下町 村上
活気付く伝統のまちを訪ねて

新潟県北部にある村上市は、旧村上藩の城下町で、
清流三面川が育んだ鮭と酒、江戸情緒を残した人情(なさけ)の「三さけ」と、
海を臨む瀬波温泉が魅力的な街だ。
3月に第9回「町屋の人形さま巡り」を控え、
活気付く村上で出会った「鮭と酒と情」を紹介する。

三さけの一  鮭

村上藩が世界最初の鮭増殖に成功して以来、村上と鮭との縁は深い。
百近い料理が考えだされた鮭のまちに受け継がれる塩引きや鮭料理の名店を紹介する。

三さけの二 酒

清流三面川の豊かな水に恵まれた村上は酒造りも盛んだ。
江戸時代の作家伊原西鶴の「好色一代女」に登場するなど、古くから村上の酒は知られる。
今日まで受け継がれる銘酒の故郷を訪ねた。

三さけの三 情(なさけ)

村上で出会った人たちは、表情が輝いていた。
やさしさがこもった温かい微笑みが印象的な人たち。
そこには、村上の深い情(なさけ)がある。そんな村上人の頑張りを、少しずつでも紹介したい。

人形さまの姫御膳 越後村上うおや
村上市大町の越後村上うおやでは江戸の古今雛から地元の陶芸家・鈴木和弘さんの新作陶雛まで、
様々な時代の雛人形を飾っている。
イベント期間中は食事もできる。
一番人気は海鮮はらこご飯「姫御膳(700円)」
選び抜いた岩船米のご飯に、自家製鮭ハラコ醤油漬けと旬の地魚の刺身をたっぷり乗せた。
日替わり料理がついた「殿御膳(1100円)」もある。
営業時間内ならいつでも食べられる。
吸物サービスがあることも。
持ち帰りもできる。