岩船新聞

村上の伝統行事へ人形さま巡り開幕
(言葉も服装も普段着で)

6回目となる「城下町村上町屋の人形さま巡り」が1日、開幕した。
開幕日は平日、また冷え込みも手伝ってか、出足は「ちらほら」。
しかし、町には早速パンフレットを手にし、3、4人で連れ立った観光客が各店を巡り、
店主たちの説明を聞く姿もあった。
1日の早朝、小町にある旧新保屋家具店で行われた開幕式では、市の無形文化財と
なっている鍛冶町区のおはやしが寡囲気を盛り上げ、実行委員長の飯島久さんは
「言葉も服装も普段着で接してほしい。7年目、8年目と続き、村上大祭と同じ
ょうな伝統となるようにしたい」とあいさつしていた。
中越地震の影響で観光客の数は減ると見る向きもあり、開幕日、ある参加店の店主は
「ことしはどうだろうねえ」と、期待と不安が半々-。
今回は過去最高の73店が参加。ほかにも、おしゃぎり会館では、内藤家旧蔵のものなど
を展示した「ひな人形展」、村上郵便局では、朝日村「みどりの里」にある日本玩具
歴史館で展示している全国のひな人形や、山居町保育園の園児が作成した
ものなど115点を展示した「人形展」も開催している。

ご紹介ありがとうございました。