@nifty
ニフティ SUPER INTERNET
2002年3月号

 抜粋
冬は魚が抜群においしい季節。しかもタラやフグなど、鍋にピツタリのものばかり。
さらに、産地直送で鮮度バッチリの魚ならば、もはや言うことなしっ!
ということで、“日本海の旬の味覚をお届けします”と謳っているネットショップ「うおや」にお邪魔した。
実店舗でも鮮魚店を営む同店は、かの皇太子妃雅子様と嫁のある新潟県村上市にある。
創業200年、当代の店主・上村正弥さんで8代目を数える老舗である。
ネットショップを運営しているのは、息子の上村隆史さん。家業を継ぐべく3年ほど前に実家に戻ってきて、ネットショップを立ち上げたのだそうだ。
「私、以前は東京でサラリーマンをしていたんです。その当時は実家からよく魚を送ってもらっていたんですが、それがまたうまかったんです、何を食べても。そんなわけで『ならば、全国のみなさんに知っていただこう』ということで始めたんですよ」
(ネットショップ担当・上村隆史さん)

「うおや」の主力商品は軟から冬にかけては鮭および鮭の加工品、夏は岩牡蠣だとか。
鮭は村上市の特産品です。市内に流れる三面川には鮭がのぼることで昔から知られ、平安時代には都に献上していた歴史もあるんです。当店も、創業当時は鮭の元売りをしていました。定番の『塩引鮭』は全国から注文が殺到しますね。
それに『はらこ』や『鮭の飯寿司』も人気です。これらはすべて当店の手作りなんですよ」
もちろん、鯛などの各鮮魚、今回のテーマである鍋セットや鮮魚詰め合わせなども扱っている。なにせ、この村上市が面する日本海・新潟沖は、寒流と暖流が交差するため、いい漁場になっているのである。
「この時期はマダラがおすすめですね。ほかにカキ、甘えび、いかなども鍋に合うかと思います。希望の魚や予算などもお客様のご要望に応じることができますので、気軽にお問い合わせください」
タラちり鍋に鮭の珍味とくれば、こりゃお酒(新潟の地酒が合う!?)が進むこと請け合い。食べ過ぎ飲み過ぎにはご注意

ニフティ SUPER INTERNET 3月号より