日本商工会議所ビジネス情報誌 月間 石垣 12月号 で鮭の焼漬が紹介されました
もらってうれしい
大人の手土産 鮭の町で生まれた極上の保存食 「鮭の焼漬」
越後村上は鮭のまち。
秋になると市内を流れる三面川に鮭が遡上し、まちじゅうが鮭一色になる。
ここでは鮭を頭から尻尾まで余すところなく料理に使い、献立の数は100以上。
背わたの塩辛、どんぴこ(心臓)の塩焼き、なわた(内臓の味噌漬け)汁など珍味も多い。
さらに、カマやアラ、目玉にはDHAが、皮やウロコにはコラーゲンが多く含まれ、
健康や美容の補助食品にもなるのだから、なんともありかたい魚である。
そして、これぞ鮭料理ナンバーワンと断言したいのが「鮭の焼漬」だ。
素焼きした鮭を熱いうちにジュッとだしじょうゆに漬けた、味わいの深い一品だ。
手のひらほどの鮭の切り身は艶やかなしょうゆ色に漬かって、見るからにうまそうだ。
「鮭の身や皮、骨から十分にうまみが出るので、かつお節や昆布などは一切加えませんよ」と、
村上市内で鮮魚店を営む「越後村上うおや」の大女将・上村八恵子さんは語る。
しっとりした舌触り、身の繊維の奥まで浸み込んだだしじょうゆと鮭の相性の良さ、豊かなうまみ成分。
それらが口の中で一緒になり、もっともっと、もう一度、と脳が繰り返し鮭を口に運ばせる。
まさに、やめられない、止まらない味なのだ。
「鮭の焼漬」
2切780円、4切1560円
(いずれも税込・送料別)
社名 越後村上うおや
住所 新潟県村上市大町4-3
電話 0254-52-3056
lnfomation
電話のほか下記よリネットでお取り寄せも可能
https://www.uoya.co.jp/
「越後村上うおや」は創業二百年を超える老舗鮮魚店。
鮭の焼漬けはご飯にも酒の肴(さかな)にも合い、常温保存できるのもありがたい
小林しのぶ
千葉県出身。いつも取材で世界中を飛び回っている行動派の旅行ジャーナリスト、
フードアナリスト。食べた駅弁の数は5000食を超え、「駅弁の女王」とも呼ばれている。『ニッポン駅弁大全』
(文芸春秋)など著書多数。