テレビ東京 昼めし旅で塩引き鮭が紹介されました。
新潟県村上市では、冬の風物詩、うまみが熟成した最高の「塩引き鮭」が・・
美味しい。脂がのってますね!!
さて、珍しい漁を見たところで町中へ
「すごい色んなお店がありますね」
「あ、見てください。あそこに魚が干してありますね。塩引き鮭って書いてあるんで、あれは鮭ですかね」
「すみません、こんにちは」
『はい、いらっしゃいませ』
「テレビ東京で“昼めし旅”という番組なんですけども、少しお話をお伺いしても大丈夫ですか?」
『はい!どうぞどうぞ』
「ありがとうございます」
『お喋りは標準語じゃないけど、分かる範囲で答えて下さい』
「わかりました。ちなみに何弁なんですか?」
『岩船弁!』
『私は浜っ子!』
「あ、浜っ子なんですか?」
『岩船海岸、あの辺で生まれた』
お邪魔したのは、創業しておよそ200年という老舗中の老舗”越後村上うおや”
こちらでは主に地元で獲れた魚介類をお店に併設された工場で加工して販売しているほか、 手づくりの惣菜も取り扱っています。
中でもこの時期一番の名物は”塩引鮭“
創業当時から変わらない作り方をしているというので、ご厚意で工場を見せていただく事に
「右側にあるのはなんですか?」
『これ?鮭!塩鮭!!』
「あ、すごい!」
『生の鮭を腹を切って洗ってから塩漬けにします。一週間置くの』
「へえ~」
まずは地元で獲れた鮭の内臓を取ったら、そこへたっぷりの塩を擦り込みおよそ1週間塩漬けに。そのあと表面についた余計な塩を取り除き、真水に半日ほど浸します。こうすることで全体の塩加減が均一になるんだとか
『(こうばの)2階に上がっていくと、それが干したのがありますから』
「へえ~」
「この干してあるものは、外のものとは違うんですか?」
『これは干し終わったのを切るやつ』
「切るやつ?」
続いてお腹が開いたままの状態になるよう割り箸で固定し、陰干しをしていきます。
そして一週間以上じっくり乾燥させればようやく出来上がり。
長い時間かけることで熟成がすすみ、旨味が凝縮された最高の塩引鮭になるんだそうです。
さらにこちらの工場ではイクラの加工も。まず塩水につけながら卵を一粒ずつ丁寧に手でほぐしていきます。
味付けは地元で造られた醤油と日本酒。あとは半日ほど漬ければ濃厚な旨味の”いくらの醤油漬け”の出来上がり。
テレビ東京 昼めし旅(その2)塩引き鮭を使った絶品めしとは? に続く