塩引き鮭 おばあちゃん
そんな宇賀がどうしても気になる人とは、
宇賀さん「新潟県の村上の塩引き鮭っていうのを作っている”うおや”っていうお店のおばあちゃん。
今85~86歳になられてるんだと思うんですけど、今でも現役の男の人たちに交ざって作業してて」
80歳を超えても働く姿は、宇賀がフリーになるきっかけに
宇賀さん「今後50年間、自分に飽きずにどう生きていくかっていうのを考えたときに、ここで外に出た方が、それこそ80歳くらいまで元気に働いても遊んでもいられるかなって思ったのがすごく大きいので」
宇賀が気になる八惠子さんが働くのは…
新潟県村上で200年以上続く魚屋さん“越後村上うおや”
スタッフ「すみません、八惠子さんいらっしゃいますか?」
八惠子「(三角巾)被ったままですみません、おはようございます」
こちらが上村八惠子さん御年86
八惠子「これから鮭が始まる。塩引を工場の方で」
塩引き鮭とは、秋鮭にたっぷりと塩を引き、一週間ほど寝かせる。
その後、塩を洗い流し風通しの良いところで再び一週間ほど干したもの
朝8時~11時まで他の従業員と一緒に働いている
八惠子「単純な仕事だから心込めねばどうしょうもない」
20歳の時、うおやに嫁いできた八惠子さんは、夫の年の離れた義弟妹5人と自分の子ども2人を育てながら仕事をする日々。
睡眠時間は毎日3時間、義理の弟妹5人と自分の子ども2人を全員大学に進学させた
八惠子「鮭の顔見ると、俄然20歳になる」
宇賀のことは覚えているのか
八惠子「宇賀さんとはお手手繋いで歩いたんだよ。そんな女優さんの手なんて繋いだことないから…女優さんでしょ?」
八惠子「なつみさん、今度鮭のいいのができたら送りますから。バイバイ」