[まだまだ「この胸のときめきを」]-----2001/08/10(Fri) 07:24 |
故
團伊玖磨氏の長期連載エッセイ「パイプの煙」のパクリでもないが、今日も昨日一昨日と感激の余り書き連ねた「この胸のときめきを」の続きである。しつこいと言うなかれ。あの感激はなかなか語り尽くせないのだ。
あまりに旨い岩牡蠣だったために、思わず2夜連続の雑文を書いてしまったのであるが、書いた後にしばし黙考した。
…これは、多少イヤミになっても、牡蠣を販売しているサイトのウェブマスター氏にも読んで貰いたい。「うおや」さんに、岩牡蠣に対する熱い思いを持ったお客が存在する事を知ってもらいたい。
そんな考えから、本「ぶつぶつ」のURLを添えたメールを「うおや」さんに送った。
そして、今朝メーラーを開けたらこんな返信が入っていた。
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この度はsmoky様のホームページに弊店を紹介いただきまして、誠にありがとうございました。
「この胸のときめきを前編/後編」を拝見しましてその内容の素晴らしさにびっくりしました。
こんなにお褒め頂いて商売人冥利に尽きます。 又、奥様との食事の様子や暖かいご家庭の雰囲気などが手にとるようにわかります。
朝、暗いうちから牡蠣を割って毎日忙しい思いをしているのに、全く儲かっていないのですが、その理由がなぜなのか、このページを拝見しまして判ったような気もします。
でも、儲からなくてもお客様に喜んでいただけるだけで十分幸せですし、やる気も沸いてまいります。
当店はホームページを開設しまして、およそ二年経ちましたが店頭での販売と違い、お客様と直接お話していないため、お届けしました商品にご満足いただけたのか不安になることもございます。
お客様に喜んでいただいたというお言葉を頂戴しますと大変うれしく、また従業員にも大きな励みになっております。
本当にありがとうございます。
ぜひうおやホームページの「お客様の声」から「この胸のときめきを」にリンクさせていただきたいと存じます。
尚、当地越後村上は鮭のまちとして有名で、秋冬にはうおやが胸を張ってご提供できる村上名産の「鮭の醤油はらこ」や「塩引鮭」を製造いたしますので、そちらもぜひ一度お試しいただけたらと思い
ます。うおや一番のお薦め商品です。その時期になりましたらパンフレットなどでご紹介いたしたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
「新鮮さと味、心こめて」をモットーに、今後もお客様に喜んでいただける商品作りに励んで参りますが、何かお気づきの点やご要望ががございましたら、どうぞ何なりとお申し付けください。
これからもご指導、ご鞭撻をよろしくお願い致します。 ありがとうございました。
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礼を尽くした長文メールである。さぞや貴重なお時間を消費させてしまったのだろうと、反省する。
しかも内容が儀礼的でなくリアルである。心がこもっている。
つまりはこういうお店の姿勢が、美味しい商品を生むのだろうと、納得する。
「ぶつぶつ」への直リンクは、フォントの問題や、内容が個人的過ぎる言、話がどんどん流れて行ってしまう事などがありご遠慮願う事にしたが、別に「うおや」さん専用の「この胸HP」を作成。そこにリンクしていただくことにした。
大量生産、大量販売の時代に、顧客一人一人に思いを馳せて、商品のクオリティーを保っていくのは尋常な努力ではないと思う。しかし、あんなに心の底から人を感動させられる岩牡蠣を販売しているお店なのだ。是非ともこのまま良い意味で「変わらぬお店」でいて欲しい。切にそう願う。
最後に、この「岩牡蠣シリーズ」のラストにふさわしい事実を発表して、本文を締めくくりたいと思う。
それは、「うおや」さんが下さった返信メールの冒頭に表記されていた。。。
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ご注文いただきありがとうございました(越後村上うおや)
smoky 様
平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 この度はご注文をいただきありがとうございました。
ご注文は下記の様に承りましたのでご確認をお願い致します。
注 文 = F12-B05
岩牡蠣 (@200/個) x 15 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
実はまた15個頼んじゃったのだ、ぎゃはは。 |
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