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朝日新聞
村上歴史文化散策 鮭・酒編
塩引鮭

2012.11.11

秋の村上へ

  村上歴史文化散策 鮭・酒編

◆11月11日は「鮭の日」!

村上の文化で特に代表的なモノと言えば「」です。
鮭の一人当たりの消費量が日本一である村上市では、
鮭という幹事が魚へんに十一十一と書くことから
11月11日を「鮭の日」に制定しています。
来年には、鮭が生まれたか川に帰る修正「母川回帰」に世界で最初に着目し、
村上の鮭文化の礎を築いた人物である青砥部平治の生誕300年を迎えます。
歴史ある村上の鮭を是非一度ご堪能下さい。

◆百を超える鮭料理

 

村上の人々は鮭をこよなく愛し、百種類を超える調理法があるといわれています。
頭の軟骨は「氷頭なます」、身は塩引き鮭や味噌漬、焼漬、薄切りの鮭と野菜や数の子を
麹で仕込んだ「飯寿司」、鮭のすり身に刻んだ鮭の皮やイクラを合わせてつみれにした「卵皮煮」と
村上ならではの多彩な調理法で鮭を頭から尻尾まで味わい尽くします。
鮭の加工品などを扱う越後村上うおやにも、塩引き鮭や醤油はらこ、鮭の味噌漬といった
数々の鮭の商品が並んでいます。その味はどれも絶品。是非一度ご堪能下さい。

◆村上のお酒

 

村上は古くから酒造りの盛んな土地で、
江戸時代の井原西鶴著『好色一代女』にも村上の酒の話が出て来るほどです。
夏は昼夜の大きな気温差が良質な酒米を作り出し、冬には雪が空気を清浄にし、
気温を低く安定させ醸造を助けます。酒造りに使用される仕込水は朝日連邦を源流とする
三面川の伏流水であり、淡麗できれいな酒を醸し出します。
酒造りに最適な米や水、環境に加え、杜氏をはじめとする蔵人のひた向きな酒造りへの姿勢が
村上の酒をより一層おいしくしているのです。

 

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